【福岡県直方(のおがた)名物のビッグサイズどら焼き「成金饅頭」】



おはようございます。


さて、今年度も総務省の「地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業に係る派遣申請」制度に
応募して認可された病院のうち7病院から、総務省の登録アドバイザーである私にアドバイザーの依頼が来ました。


それで私は今年度も今月から7病院を順次訪問して、その
経営改善等の強化事業に従事することになりました。


その7病院の1つで昨年度も、この強化事業で私が仕事を
させていただいた福岡県の公立病院の病院事業管理者の先生から、


「今年度もお世話になりますが、よろしくお願いします。
当地に来ていただいた時に、重いお土産は煩わしいと思い、
お土産の先渡しのつもりで、お菓子(どら焼き)をお贈りします」


という丁寧なメールとともに菓子箱が1つ届きました。


包装に「直方名物成金饅頭 迎製菓 大石本家」とあります。


「どら焼きが1箱どっさり入っているのだろう」と思って開けてみると、
なんと箱の中にはでっかいどら焼きが1個デーンと鎮座していました。
(貼付写真をご覧ください。横に置いたホッチキスと比較していただければ
その大きさがお分かり願えるかと思います)。

※画像をクリックすると大きな画面で表示されます



それを見て、空けた私も女房も一瞬あっけにとられたのですが、
次いでげらげら腹を抱えて笑いだしてしまいました。


これほどユーモアのある楽しい贈り物に出会ったのは今どき久し振りです。


直方では今でも祝い事やめでたいときの記念品にこの
「成金饅頭」の大きいものを注文して贈る習慣があるとか。


それで病院事業管理者の先生も、今年度の強化事業が始まるに際して、
今回私にこのでっかいどら焼きを送ってくださったのですが、
この先生のユーモア精神に脱帽しました。


もともとこういう遊び心のある先生でしたが、
それがこれほどとは思っていなかったので今更ながら感心する一方で、
「このアイデアは使えるなぁ」と女房と話しました。


横浜からでも直方の大石本家に発注すれば、
このでっかいどら焼き(成金饅頭)を発送してもらえることが
確認できましたので、今後、頂き物をしてその返礼するものが思い当たらない時など、
このでっかい成金饅頭を贈らせていただこうと思います。


きっとあちこちで、「うわー」とか「へー」とか、
驚きの声があがりそうで、今からそれが楽しみです。


勿論、この楽しいでっかい成金饅頭を贈ってくださった先生には
「このお礼と言っては何ですが、今年度の強化事業でもしっかりと結果を出して、
先生のお役に立つよう頑張ります」
との返信を差し上げました。


以上、ちょっと楽しい贈り物のお話しでした。
それではまた。


追伸
以下は、病院事業管理者の先生が付してくださった成金饅頭に関するコメントです。
ご参考までに。


今回お贈りした直方(のおがた)の銘菓「成金饅頭」ですが、
通常はどら焼きサイズの個包装が売られておりそちらの方が手軽ですが、
敢えて大きいものを注文し、作ってもらいました。


普通のどら焼きよりしっとり柔らかな皮、
そして練った餡と硬さを残した豆の混在が特徴です。
小さなものより大きな方が、中心部つまり餡の部分に厚みがあり、
それが美味しさにつながります。


感染対策上は少々不利ですが、それを超えた美味しさがあります。
ラウンドケーキのように切り分けて、ご賞味ください。
数日以内に食べきれない場合は、冷凍保存をお奨めします。
解凍後も味や食感はほとんど変わりません。


 註)成金饅頭について;
明治のころ、投機に失敗し大量の豆を抱え込んだ商人が、
それをさばくために白餡の饅頭を考案し売り出しました。
日々の肉体労働のため甘いものを求める炭坑労働者が多く、大ヒットしました。
当時の炭坑景気にちなみ成金饅頭と名付けられたそうです。

直方では、今でも祝い事やめでたいときの記念品に成金饅頭(大きいものを注文して)が
遣われます。
その際、梅の花紋でなく「祝」とか「寿」の焼印が押されます。


それではまた。
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