「お控えなすって」と「How do you do」】



こんばんは。

今はちょっとbrake timeです。


さて、昨日の読売新聞の投書欄に「米国駐在 邦画に懐かしさ」という題で、

87歳の千葉市在住の方の以下のような文章が載っていました。


『米国に駐在した時、週末になると日本映画を上映する映画館があった。

 日本にいる時は邦画にはあまり縁がなかったが、

 外国にいると懐かしさ もあって時々、見に行った。

 当然日本とは反対に、英語の字幕が画面下に出た。

 ある時、やくざものを見ていたら、決まり文句 「お控えなすって」の字幕

 「How do you do(はじめまして)」となっていたのを妙に思い、

 笑って しまった。

 それからは日本語がどんなふうに英訳されるかを見るのも、

 1つの楽しみ になったものだった。』


確かに、やくざの「お控えなすって」を英訳すると「「How do you do(はじめまして)」

になるとは思いますが、やくざが「お控えなすって、お控えなすって」とやるべきところを

「How do you do. How do you do」とやれば、任侠モノが一変に喜劇になってしまいます。


最近の映画館ではやくざものが掛かることも無くなりましたが、

それでも昔の東映時代劇映画華やかなりし頃、股旅モノの中で、

やくざが「お控えなすって、お控えなすって」と盛んにやっていたのを思い出し、

それが「How do you do How do you do」とやったらと想像して私も笑ってしまいました。


今は私もインターネットばかりで余り新聞は読まなくなりましたが、

たまに読むとこういう記事が載っている。

だから読む頻度は減っても新聞がまだ手放せないのかもしれません。


それではまた。



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