放射線科技師長育成塾 塾長・副塾長 ご挨拶

    

私は、倉敷中央病院において、新たな組織作りに取り組み、業務の改善とスタッフの処遇改善を行いました。 


 これにより、閉塞感が漂っていたスタッフの意識改革が進み、放射線画像検査件数を5%増加させることに成功。 

また、定員割れが生じていた求人も、定員の2倍、3倍の応募者数を集め、優秀な人材確保にもつながりました。


これらの職場改革や業務拡大は、一人の意見や考え方では到底達成できず、多くの人の意見を聞いて議論をし、説得力のある資料作りがあってこそ、達成できたと思います。 

  

 また、話術も様々な人との会話の中から生まれてきます。 

この塾では、まさしくこれらを各テーマごとに体験できるように、講義から実践的で 具体的なワークショップへとつながっています。 

また、後日お互いに連絡を取り合うことも可能です。 


多くの皆様の参加をお待ちしております。 



    
 




  

今回、放射線技師長育成塾の立ち上げから講師として参加する機会を頂き、私が医療現場の経験から得た様々な取り組みを

通して、受講生の皆様と共に技師長として必要なスキルを追求できれば幸いと考えています。

  医療情勢の厳しい中、専門職種が医療現場で求められることが多様化しています。

また、厚労省の政策である「医師の働き方改革」によって業務拡大も必須であり、医療現場での対応が急務に求められています。そして医療環境の変化に適応できる人材を早急に育成していかなければなりません。

このように我々を取り巻く環境は激動の変革時代を迎え、部門を預かる技師長や部長においても経営的管理や緻密な労務管理そしてリスク管理・人材育成など管理業務は増大しています。

  私が48年間在籍した、医療法人豊田会刈谷豊田総合病院は愛知県刈谷市に拠点を置くトヨタグループ8社と刈谷市との設立形態からなる地域医療支援病院であり、企業病院としての風土も根強く残っております。

特に当院の方針は「医経分離」が明確に打ち出されており、本院の運営会議(本院の方針決定機関)に参画した私自身、貴重な経験でありました。

所属長としての14年間に取り組んだことは「人事考課制度」「人材育成」「メディカル部門の独立」「ISO認証取得」など様々な病院方針に基づき、放射線技術科の構築と共に、微力ながら成果が出せたと考えています。  


  皆さんにとって、各医療施設の規模・設立形態によって医療環境は様々で

ありますが、近年は部門を管理する技師長としての様々なスキルが求められて

おり、情報交換の場として本会の技師長育成塾に参加して頂き、自己研鑽しま

せんか!

  是非、多くの皆様の参加をお待ちしております。




  
一般社団法人 日本病院経営支援機構