私は、中小病院で看護部長を18年経験しました。 その中で一番支えとなったのは、同じ立場の方々との“つながり”でした。 看護部長の立場となると院内で愚痴を言ったり、泣くことはできません。 いつも看護部のトップとして凛としていることを求められます。 しかし看護部長も人間です。 泣きたくなったり、どうしたらいいかわからなくなった時のヒントをもらいたい場面が多くあります。 その時の相談相手は、今回実施する看護部長塾のような学びの場で出会った方たちでした。 | ||
今回の看護部長塾は、看護部長経験者が病院経営が難しい時代に悩みながらも 試行錯誤して築き上げたノウハウを学ぶ機会になるとともにいつでも気軽に 相談し合える仲間を作る場となると考えています。 私はいつでも相談できる仲間がいたからこそ18年看護部長を続けることが できました。 先が見えない不安定な時代だからこそ相談できる仲間づくりをしましょう。 | ||
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看護部長育成塾へ、ようこそ。 このパンフレットを手にしたあなた、まだ迷っているかもしれません。まずは、教育カリキュラムをみてください。 毎月3~4つずつ開催される合計36のオンライン講義(講演)、事前学習とグループディスカッション。 いつものグループメンバーとともに講師に対して、直接質問したり相談したりと、 まさに、塾というにふさわしい1年間を過ごすことが出来ます。 私が「塾」と聞いて思い起こすのが、「松下村塾」です。吉田松陰が指導した時期の塾生の中から、 幕末より明治期の日本を主導した人材を多く輩出しました。大河ドラマでも何度も描かれています。 私が好きな吉田松陰は1977年放送の『花神』で演じた篠田三郎さんです。 「松陰の松下村塾は一方的に師匠が弟子に教えるものではなく、松陰が弟子と一緒に意見を交わしたり、 文学だけでなく登山や水泳なども行うという「生きた学問」だったといわれる(Wikipediaより)」。 | ||
私は看護部長職から離れて10年ほどたちますが、現在小さな病院の中で、 医療安全管理者として病院全体が客観的に見える位置で仕事をしています。 離れたからこそ見えてくることがあると思っています。 その今の立ち位置で、皆さんとともに、様々な分野の講師とともに、 そして、「生きた学問」とともに、育っていきたいと考えています。 |